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南山学園 投資で229億円以上の損失 その資金は? [事件事!]

南山大学などを運営する学校法人南山学園(名古屋市)が
デリバティブ取引で約229億円の損失を出したという
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ところでデリバティブ取引とはなんだろうか
それは本来リスクヘッジを目的とした取引であり、投資市場を
安定化させる目的で行われる運用方法である

学園によると、'05年にデリバティブによる資産運用を始め、
08年のリーマン・ショックで多額の含み損が発生、学園はリスクの
高い デリバティブから解約を決め、学園運営に支障を来さないよう
順に処理を進めてきたという

解約による損失額は
'09年度が29億5千万円
'10年度が26億'5千万円
'11年度が36億7千万円

損失は、保有していた有価証券など資産を売却して穴埋めした

そして今月16日、東京地裁に対し、UBS証券(東京都千代田区)と
野村証券(東京都中央区)を相手取り、計約88億4500万円の
損害賠償を求める訴訟を提起したと発表したのである

学園は
「公的性格の強い私立学校を設置する学校法人に対し、説明不十分なまま、
活動に支障を生じさせるようなリスクの高い取引を勧めてられたとしており、
説明義務違反」と主張している

また、両社を含め証券会社6社と取引していたことが判明、別の
1社とは訴訟外で和解が成立していた。他3社についても、訴訟が
可能で適切と判断した場合は提訴する方針という

学園は借入金は当初、必要と考えていた額を下回っており、学園の
教育・研究活動に 支障はない」としているが、

今後は学費の運用等にもメスが入りそうだ


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