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豚レバー 生食禁止 食中毒だけでなく「E型肝炎」にも! [生活]

最近、飲み屋さんなんかのおつまみメニューの中で
「レバ刺」ってしよっちゅう見かけませんか

あれって
実は「豚レバー」を使用しているケースが多いんですって

そこで
即中毒防止から「豚レバ刺」に代表される豚肉の生食が年明けにも規制される
ことになったみたいです
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そう言えば
牛のレバ刺食中毒で死者が出たことにより、食用禁止されてから2年

なら、牛じゃなければOKだろうと
牛レバ刺の代替品として密やかに人気である豚レバ刺

今回、その「豚レバ刺」に
食中毒はもちろん、新たにE型肝炎の発症リスクが高いとして
国は生食提供を禁止する方針を決定しました

では
豚の生食はなぜ危ないのか

そして、E型肝炎ってどのくらい恐ろしい病気なのだろうか
気になりますよね

 ー牛レバーの“代替”として「豚レバ」広まるー

そもそも
豚の生食って大丈夫なのだろうか

一部の地域を除いて豚のどの部分でも生食自体が危険です

にもかかわらず
豚のレバ刺を提供する店が増えてきていると言うのです

牛がダメなら豚ということなのでしょうか

国によると、
過去10年間に豚レバの生食が原因での食中毒が30件以上発生しており、
その内、
近年になってE型肝炎による死亡例も頻発していると
言います

これまで
豚レバでの生食は一般的ではなかったことから、にわかに広まっていったの
でしょう


ではなぜ、豚の生食は危険なのか

保健所の話では
「豚の内臓は、E型肝炎ウイルスや寄生虫に汚染されていることが殆ど」
また、
豚は牛肉などに比べ内部まで汚染されるため、「安全に食べるには十分な
加熱が必要となる」とのこと

でもふつうそうですよね

だが、
最近では牛の代替品として、また、通常では食べられない「裏メニュー」
として、こうした豚の生食が人気を集めている

肉の生食が禁止されるようになった背景には、記憶にまだ新しい
5人の死者を出した
平成23年の「焼肉酒家えびす」の食中毒事件が大きく影響する

この事件を受け、国は24年7月に牛レバーの生食提供を禁止

ところが、これを境に「レバ刺」がクローズアップされ、逆にニーズが拡大、
今度は代替品として、
従来は火を通さずに食べられることは少なかった豚レバーが人気に!


ある極秘の調査では、
首都圏を中心に全国80店でレバ刺(殆どが豚)提供が確認されたという

国は飲食店に対し、豚の生食を提供しないよう警告を出したにもかかわらず
改善があったのは10店のみという

通知に基づく指導には限界があることから、厚労省の調査会は法に基づく
規制が必要と判断し、牛レバーに続き豚肉の生食も提供が禁止されることに
なった、ということだ

ところで、
豚レバを生食することでかかってしまうE型肝炎って
どのような病気なのだろうか

肝炎には
A型からE型まで5種類があり、原因のウイルスも異なると言います

もっとも古いB型肝炎ウイルスは1964年に発見され、一番最近発見
されたのがC型肝炎ウイルス


B型肝炎が慢性化した患者がかかる危険があるのは「D型肝炎」

このうち、
豚肉などの生食で感染するのがE型肝炎だ

E型肝炎ウイルスに感染した動物の肉や、汚染された水などを人間が
摂取することで感染する

同じく食べ物や水などから感染するA型肝炎と症状は良く似ている

4~8週間程度の潜伏期間を経て急性肝炎を起こし、発熱や肝機能の
悪化などの症状が現れる

B型肝炎と異なり慢性化はしないが、まれに重症化、劇症化し、
平成15年には鳥取県でイノシシのレバーを生で食べた1人が劇症肝炎
で死亡した

A型肝炎と異なり、人から人へ感染することはほとんどないが患者数は
年々増加の一途であり、平成24年現在で100人以上が感染し、
おそらく現在は3倍位に拡大しているのでは、、といいます

以前から食べ物とE型肝炎の関連は指摘されていたが、世界で
初めてその直接的な関係が確認されたのは我が国日本のみである

兵庫県でも冷凍シカ肉を食べた2組の家族7人のうち
4人がE型肝炎を発症したという話もあり、

特にリスクが高い動物は何といっても豚
シカ、イノシシなど実際に動物がウイルスを持っているかどうかの
調査も並行して行われている

食品安全委員会の資料によると、養豚場で飼育されている
6カ月齢の豚の約9割がE型肝炎ウイルスの抗体を持っていたと言う

調査では驚くことに
ほとんどの豚にE型肝炎の感染歴があったということになる

豚肉の安全な食べ方とは…
            やはりよく火を通すしかない

もちろん、豚レバ刺しに潜む危険はE型肝炎だけではない
サルモネラ菌やカンピロバクターなどの細菌による食中毒の
恐れがあるのと寄生虫に感染するリスクもある

国は
「牛は表面がウイルスなどで汚染されているが、豚は中心部が汚染
されている」としており、中心部の色が変わるまでしっかり熱する
必要があるとしている

牛に続き豚までもか…

と生食の規制に残念がる声も出るが、致死に直結するE型肝炎
にかかるよりか
やはり危険な生食を避けるのが賢明、ということになる


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